人生でお墓のことを考える機会はそれほど多くはありません。それでもそこには、
大切な人との思い出が、数えきれないほど
詰まっているものです。
ここでは、霊園ガイドの「お墓のエピソード」募集にご応募いただいた中からセレクトしたエピソードを掲載していきます。
このページは、2021年6月に霊園ガイドサイトの開設1周年記念として募集した「お墓のエピソード」の投稿作品からセレクトしたものです。
他にも写真やツイートなど多くのご応募を頂きました。有難うございました。
最愛の人や友との思い出は、時に人の心を打つものです。
霊園ガイドはこれからも、そんなエピソードを語って頂ける場を作って行きたいと思っています。
そこで今後は、毎月一度、月末締めの形で「お墓のエピソード募集」を継続しようと思います。
募集要綱 は、こちらをご覧ください。
やまゆう
:
「私が子供の頃はね、沼津の牛臥の所に1泊してね。その後、鉄道に乗って山間部を上がって行ったのよ」
と、母は懐かしそうに話してくれた。
母方の墓に向かう区間は、山間部で今でこそ真っ直ぐに電車が上がっていけるのだが
いまい まり(Mari)
先日、父のお墓参りに行ってきた。
父と言っても、私には父が二人いる。血の繋がった父と、母が再婚した父だ。
これがもうどちらも癖が強い人で、わが母親ながら母はいったいどんな男性の趣味をしているのかと思う。
蜂賀 三月
お墓参りは不要不急なのだろうか。
先日、亡くなった父親についてエッセイを書いた。
このエッセイを書くことで、私は父が合葬されているお寺に行く決心がついた。遠くなった縁をひとつひとつ辿って、お寺の場所を聞き、県外にあるお寺に向かうことにしたのだ。
yotsu
わが家はおそらく、お墓参りがそう身近にあった訳ではありません。
都心に母方の祖父母が眠るお墓があって、法要のときや、不定期にお参りしていた記憶はありますが、特にお盆やお彼岸だからという恒例行事ではありませんでした。
私が10歳のときに祖父が亡くなり、当時は....>つづく
蜂賀 三月
父は私が小学生の頃に亡くなっている。
もう20年も前のことだ。
私の家には色々と事情があって、私は父と一緒に過ごした期間がとても短い。それでも、父と過ごせた時間は今でも大切な思い出だ。
そんな父の....>つづく