無縁さん(無縁墓)になるという心配
一般的に、子供のいない方や娘さんだけのご家庭のお墓は継承が心配です。そのまま放置すると無縁さん(無縁墓)になる可能性があるからです。
お墓はそれを継承する祭祀(さいし)の継承者がいなくなって、管理費などが滞ると、 返還しなければなりません。
たとえば東京都の都立霊園も、そのようにして返還されたお墓を無縁墓として整理し再販売することで 少ないお墓を有効活用し「墓地の永続性」を担保するしくみになっています。
したがって、一般的にはお墓を継承する方が居なくなる可能性のあるご家庭では、
無縁さんの心配される方が少なくないのです。
しかも、戦後は都市への人口集中と核家族化と少子化にともない世帯人数もその傾向は強くなってきています。 (※注1 昭和28年に1世帯の人数は5名が平成27年には2.49名まで減りました)
そこで最近注目を浴びて人気がでてきているのが「永代供養」のあるお墓です。
永代供養という安心感
「永代供養」は、家族にかわり故人をお寺や墓地の管理者が永代にわたり管理、供養するものです。もし継承者が居なくても永代にわたる供養が受けられるので安心というわけです。
ただ、少しだけ注意したいのは、そのように安心な「永代供養」ですが、各霊園によって当然金額は異なりますし、 意味も異なる場合があることです。
墓地不足という時代背景もあって、永代供養付きの合祀墓あるいは共同墓という形態もよくみかけます。 あるいは使用期限を何年までと切って、その後は合葬墓にまとめるというケースも多いです。 また、管理費や使用料とセットになっている場合などいろいろなケースがあるので必ず購入前によく確認することをおすすめします。
※「永代供養」の詳細はこの記事が参考になるかもしれません→永代供養とは?間違いやすいお墓購入前の基礎知識
「永代供養のあるお墓」を特集しました
とはいえ、いずれにしても「永代供養のあるお墓」は今後少子化の進行とともにその必要性を増していくと思われます。
そこで今回、お墓探しの「霊園ガイド」では、そのような安心の永代供養を探したい時のお役にたてるように「永代供養のあるお墓」を特集してみました。
もちろんこのほかにも、「霊園ガイド」のサイト内には、 住所、駅、沿線、キーワードの各検索や 更にはオートコンシェルジュ機能、 駅から歩ける霊園 特集、 コロナ対策のある霊園 特集 など様々なツールや特集記事などが用意されていますのでご利用ください。
下の市区町村の名前をクリックすると下図のようなその周辺で永代供養のある霊園の情報ページが開きます。
各霊園の情報ページでは、それぞれの霊園の資料請求や見学予約の申込も無料でカンタンにできるようになっていますからお気軽にご利用ください。
※墓地の空き状況等は日々変わっていますのであらかじめ各詳細ページの見学予約などでご確認ください。
